ideaMakerについて

C-3.5 サポート


サポートを生成する:「全て」を選択すると、設定した内容で必要箇所全てにサポート構造が生成されます。
「プラットフォームに触れる部分…」を選択すると、プラットフォーム底面から直接生成されるサポートのみ生成されます。
「なし」を選択すると、サポートは生成されません。

 

 

C-3.5.1 サポート

サポートのエクストルーダー:サポート構造を造形するエクストルーダー(ノズル)を選択します。
サポートタイプ:サポートの構造です。
「ノーマル」とは、ランダムなたわみを引き起こす可能性のある局所性に基づいて計算されるサポートです。
「柱状」とは、柱のみに基づいて計算されたサポートです。
サポート充填形状:サポート構造造形時の形状です。

格子状 線状 同心円状
一直線状 三角形 ジャイロイド

充填アウトライン:下図のようにサポートの周囲にシェルを造形します。

 

充填率:サポート構造の充填率です。
最大オーバーハング角度:モデルのどの部分にサポートが追加されるかをオーバーハング角度で定義します。
設定したオーバーハング角度以上の部分にサポートが生成されます。

 

 

水平オフセット:サポート構造とモデル間の X / Y 方向の距離です。
上面サポートとモデルの空洞層数:サポート構造の上部とモデルパーツ間の Z 方向の伱間を指します。
例;レイヤー高さ 0.2mm、上面サポートとモデルの空洞層数 1 の場合、0.2mm の伱間があります。
底面サポートとモデルの空洞層数:サポート構造の上部とモデルパーツ間の Z 方向の伱間を指します。
例;レイヤー高さ 0.2mm、上面サポートとモデルの空洞層数 1 の場合、0.2mm の伱間があります。
サポートの流量:サポート構造造形時の流量です。
水平方向の拡張:サポート構造を XY 方向に拡張します。
ソリッドベースレイヤー:下図のように、下のレイヤーのサポート構造の接着力を高めることを指します。

 

 

C-3.5.2 サポート充填角度

サポートの各層の角度を指定することができます。
例えば 45、135 と設定すると、まず 45 度、次に 135 度の充填角度の繰り返しで充填構造が造形されます。

 

 

C-3.5.3 その他

柱のサイズ:サポートの柱の幅です。
(トップ画面で設定した柱はインターフェース上の視覚の確認のため、スライス時はこちらの設定値が反映します。)
スパース構造を追加する:この機能を有効にすると、サポート構造間のリトラクトを無効にします。
これにより、一部のフィラメントの漏れで接着されることによりサポート構造が強化されます。
微細構造の下にサポートを生成:この機能を有効にすると、微細構造部分にサポート構造を自動的に追加されます。

 

微細構造の下にサポートを拡張:この機能を有効にすると、微細構造の下に生成されたサポートが水平方向に拡大します。

 

 

C-3.5.4 高密度サポート

造形物との接地面のみ密度を高くするため、通常のサポート材より造形物をしっかりと支えることができます。
また同時に接地面を綺麗に剥がすことが可能できます。
(モデルとの接地面のサポート材ががラフトのような形状で造形されます。)

特に球体のような下が曲線のモデルを支える際に有効です。

高密度サポート層数:高密度サポート構造のレイヤー数を指します。
高密度サポートの底面層:この機能を有効にすると、高密度サポートの底面層も定義することができます。
注:有効にしない場合、番号は一番上に一致します
高密度サポート充填率:高密度サポート構造の充填率です。
高密度サポート形状:高密度サポート構造の造形時の形状です。
高密度サポート充填用アウトライン:高密度サポート構造にシェルが生成されます。

高密度サポートエクストルーダー:高密度サポート構造を造形するエクストルーダーを選択します。
高密度サポート内部の水平延長:高密度サポート構造を XY 方向に拡張します。
(「C-3.1 サポート」設定の 水平方向の拡張も同様に設定されている必要があります。)

高密度サポートの充填形状が格子状にする(充填率が 25% 以上の場合):
この機能を有効にすると、充填形状が格子状で充填率が 25%以上の時、充填形状が線状に設定されます。
高密度サポートの流量について、この機能を有効にすると高密度サポートの流量を個別に変更できます。
この機能が無効になっている場合、高密度サポートの流量は「サポート流量」の値が適用されます。

 

 

C-3.5.5 適応サポート

適応サポートは、モデル接地面の近くになるにつれ、段階的に充填率を上げたサポートを生成します。
適応サポート変更回数:サポート充填率が上から削減される回数を指します。
注:削減するたびに、サポート構造の充填率が半分になります。
適応充填の密度範囲:サポート充填率の最小値と最大値を設定します。
注:高密度サポートが有効になっている場合、最大充填率は高密度サポート充填率として設定されます。
適応サポートのレイヤー数:段階的に充填率を上げたそれぞれの充填率の層数です。
【例】
変更回数 5 回、密度範囲 10-50%、レイヤー数 5 の場合、最初の上から 5 層が 50%, 次の下 5 層が 25%、
次の下 5 層が 13%、それより下は変更回数 5 回ですが 10% 以下となるため全て 10% となります。

 サポート上から 1 層目(充填 50%) サポート上から 6 層目(充填 25%) サポート上から 11 層目(充填 13%)

※赤丸内は層数です

適応サポート内部の水平延長:高適応サポート構造を XY 方向に拡張します。
(「C-3.1 サポート」設定の 水平方向の拡張も同様に設定されている必要があります。)
適応サポートの最小幅:適応サポート構造の最小幅です。設定した値よりも小さい場合は、他のサポート領域にマージされます。

 

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